平成20年桐生市議会第3回定例会   ●平成20年9月24日(水曜日)
 
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桐生の観光について
1 観光施策の展開について
・産業として捉えるのか        
2どういう資源(分野)に主眼を置くのか 
・多様な資源を総花的に展開するのか。特化していくのか
3 ストーリーづくりについて
・どのようなストーリー、戦略を描くのか    
4 重伝建と観光について
・重伝建を観光資源として位置づけるか     
5 重伝建とまちづくりについて
・商業地区としての重伝建について       
6 地域的なバランスについて
・面的展開における、地域の距離間について    
7 行事間のバランスは
・既存の行事と新しい行事とのバランスは    
8 行政の係わり方と出来ることは何か
・(民間・市民は行政に)何をしてもらいたいと思っているのか     
 
2 情報公開について
1 行政の「見える化」
・より透明性の高い行財政運営についてについて     
 
平成20年桐生市議会第3回定例会    平成20年9月24日(水曜日)
岡部信一郎 
  この夏休みは原油高ということもあって海外旅行はもとより、いわゆる安近短、万金丹ではなくて安近短です。薬ではありませんが、と言われている国内旅行にすら人出の影響が及ぼしたという報道がなされました。国内観光地も必死に誘客の活動を行ったということでありますが、一方では里帰りや地域のイベントが見直されてお盆の帰省ラッシュでも新幹線がいち早く満席となり、格安の深夜バスも人気を得たと。人々の夏休みの移動にも変化があったと伝わってきました。
  また、この夏は地球温暖化のせいでしょうか、ゲリラ豪雨というのですか、耳なれない言葉がマスコミをにぎわし、各地に大変な被害をもたらしました。異常気象がもたらす雷雲と集中豪雨は、私が思い描く昔のというか、ふるさと桐生の夏の風景とは随分異なるものでありました。ちょっと私的に言えばですが、桐生市街地を囲む緑の山並みから真っ白な入道雲が青空に向かってもくもくと沸き立ち、やがて雷雲から稲光と大音響を伴い降り注ぐ大粒の雨がのこぎり屋根のトタンをリズミカルに打ち鳴らしてひとしきり音楽を奏でると。上州人の気質のようにからりと晴れ渡り、夏の夜に涼をもたらしたというのが昔の趣でありましたが、かつての夕立とは随分趣が変わってしまったような気がいたします。四季のあるべき姿を変えてしまうということは、長く培われてきた人々の感性も変えてしまうということにつながります。そして、この培われてきた文化的な営みを破壊していくことになる可能性もあります。地球温暖化ストップは、やはり世界的な課題として国家を挙げて早急に取り組まなければならない課題でありますが、この夏の気象状況の中で改めて認識をいたしました。桐生市においても群大工学部が環境問題に本格的に取り組み、二酸化炭素の削減をまず桐生市から行うという壮大でありますが、実現不可能でない計画を立てました。桐生市としても全力でフォローアップをお願いしたいところであります。
  この桐生の山と里山と居住区域がバランスよく成立して山の恵み、川の恵み、水の恵みを生かす中で織物から染色に至るまで繊維産業を一貫したシステムとして発展させ、織物関係産業を支える中で着道楽の文化やうどんをはじめとする食文化、多くののこぎり屋根工場がそうであったように衣食住一体の物づくりの居住文化をはぐくんできたまち、そして足尾鉱毒問題とも少なからず関係を持ち、今なお渡良瀬川の水質問題に取り組んでいる自然環境に敏感なまちが桐生であると考えます。桐生は衰退したといって自信を失っている人が多い、だからもっと桐生に元気をといろいろな方がおっしゃいますが、私の周りにも桐生は衰退をしたといって危機感を持っている人は多いのですが、意外と自信を失っている人は少ないとに私は思います。自信を失わず、危機感を持ってまちづくりに取り組もうとしている市民の多くは、20世紀の物欲の充実によってもたらされる豊かな社会の実現といった経済成長型の社会から共生をキーワードにした人々の関係の豊かさによってなされる経済成長の実現こそが21世紀の世紀の潮流であるということを十分理解していると私は思います。自然と産業と人々の生活をバランスよく成立させてきた桐生は、既に今後世界が目指すべき都市のあり方を示しているとも言えるのではないかなと思います。今後は、この理解に基づき地域での生活の基盤を支える企業のあり方を考え、実現していくための方法を市民も行政もともに考えていかなければならないと思います。ということで今回は観光をテーマに経済部の観点でいろいろ質問いたしますので、端的な御答弁をお願いしたいと思います。
  まず、観光施策の展開についての質問ですが、観光を一つの産業、すなわち地域での生活基盤を支える産業の一つとしてとらえ、桐生の基幹産業の一つにしていこうとお考えのことと理解しておりますが、それでまずはよろしいのかどうかお聞きしたいと思います。
〇産業経済部長
  御質問のとおり観光を産業につなげ、観光という手法を使って産業を育てていくことが大変重要なこ とであると認識しております。
岡部信一郎 
  たくさんの観光に桐生要素があるわけですが、桐生には確かに徐々に人は来ていますが、俗に言う観光地と認められているというか、しているわけではまだないのではないかなと思います。イベントで集客したり、まだまだ日常継続的ではないと思いますが、観光を産業にしていこうという意図、目標、先行きをはっきりしていく必要があると思いますが、どのように行政としては示していくのかお願いいたします。
〇産業経済部長
  御指摘のとおりではありますが、今後関係機関や民間団体とも協議していく中で具体的なビジョンを示せるよう鋭意努力していきたいと考えております。
岡部信一郎 
 具体的な先行きはまだこれからということだと思います。今一生懸命種まきをしているところと言ってもいいのではないかなと思いますが、これは種をまいただけでは植物は育ちませんで、肥料をくれたり、手入れをしなくてはよい実りは得られないわけであります。観光を産業にと一口で言っても、もちろんすぐできるわけでありませんので、資源調査ですとか発掘、集客計画、産品開発、対応、そういったものなどパンフレットをつくればよいというわけにはいかないわけであります。そして、市場性、経済効果です。市場性ということも十分に考えていかなければならないと思いますが、桐生市を観光産業のまちとするからには将来性と市場性について、つまり経済規模、数値目標なんかはどれくらいのことを考えておられるのかどうかお聞きしたいと思います。
〇産業経済部長
  具体的な数値はまだ持っておりませんが、観光を産業としてとらえる以上、何らかの数値目標は必要であると考えます。市場性や個々の観光資源を精査する中で研究してまいりたいと考えております。
岡部信一郎
  これもまだということでありますが、数値目標とこれを達成するために観光産業にしていこうというプログラムはぜひ必要と思われますので、早々具体的に示していただければと思います。
  次に、どういう観光資源に主眼をということでありますが、そういった個々の観光資源をいろいろ調べていったりするこれからわけでありますが、その中で産業として観光を成立させていくわけですが、その際に重要になってくるのはどういう資源に主眼を置くのか、すなわち桐生の観光はどういう特徴があるのだということを際立たせるのかということが重要でありますが、私考えるにその際2つの考えがあると思います。1つは、桐生は多様な資源があるわけですが、それらを有機的に結びつけて全面展開を図ろうとする手法。2つ目は、ここぞという地域資源に人、物、金を集中的に投資して、いわゆる一点突破を図るという、その2つがあると思いますが、いずれにしてもどのように観光産業を展開していくのかということを以前は、たしか前回も私質問したのですが、新里、黒保根地区、群馬県内はもとより、近隣市町村との連携をさらに強めて観光資源を有機的、機能的に結びつけて観光産業を全面展開していくというふうな方向であるという御答弁をいただいておるのですが、現在のお考えをお聞きしたいと思います。
〇産業経済部長
  やはり小さい観光資源が点在する桐生市では、集客面においてもこれらの資源を有機的に結びつけてより魅力あるエリアとして滞在型の観光を推進していく上でも面的な展開を図ることが最も有効であると考えております。
岡部信一郎
  ちょっと横道にそれるかもわかりません。今滞在型の観光とおっしゃいましたが、1つ気になるのは最近残念ながらきのこの森がクローズしたわけですが、いわゆるシティーホテルあるいは滞在型のホテルとか、そういった基本的な施設が桐生には今ないのですが、そういったのも、行政でつくるというわけにはいかないと思いますが、一つのインフラとして必要ではないかと思いますが、いかがでしょうか。
〇産業経済部長
 観光客の当然ニーズによるわけでありますが、滞在型の観光を推進していくことは桐生市にとっても大変大事なことであるというような認識を持っておりまして、このためには議員おっしゃるようにホテル等々も必要になってくるとは考えております。
岡部信一郎 
  ぜひそういった局面になったら応援をしてあげればよろしいのではないかなと思います。
  それでは、ちょっと戻りますが、先ほどの全面展開にするか、あるいは一点突破にするか、いずれの場合にしても観光資源をより魅力的なものにしていくためには、その資源に合った魅力的なストーリーを展開していく必要があるのではないかなと思います。現在桐生市には伝建群、そして近代化遺産、それと世界遺産登録の活動につながるシルクカントリーぐんまのネットワークの一つ、そういった観光に取り組む切り口が私は3つあると思っています。今注目されている伝建群は、これ後でも述べますが、江戸期の町割が残っていることが評価されたものでありますので、よく考えてみますと、近代化遺産ですとか、富岡製糸工場などの近代産業遺産群とは若干にニュアンスというのですか、ストーリーが異なるわけであります。このストーリーをそのまま重ね合わせて例えば伝建群にしますと、例えば江戸時代、近世です。の町割をそのまま明治以降の近代に生かした重伝建桐生というような、ちょっとイメージが複雑になるストーリーを持ち込むことになります。例えば川越のように小さい江戸をイメージした明確なイメージ、ストーリーです。そういったことを打ち出すことは困難になってしまうのではないか
なと思います。それをそうしないためには、それらのいろんな資源を共通項でくくって1つのストーリーをつくり出すことがこれからの桐生の観光戦略とつながるわけであると思います。この3つのストーリーは、現在桐生市において観光資源になり得る要素が非常に高いわけですが、この3つのストーリーをのこぎり工場に象徴される織物のまち桐生、あるいは自然にはぐくまれた織物産業というものがこのストーリーを構築していく上での1本の幹になっていくのではないかなと私は考えますが、その辺についてはいかがでしょうか。
産業経済部長
 富岡製糸工場を含めたシルクカントリー構想や絹遺産群の連携は、まさにそのような織物のストーリーでつくられており、桐生市もその物語の主役を担う重要な存在であると考えております。
岡部信一郎
  そこで、伝建群と観光ということで御質問したいと思いますが、これも前回の議会で伝建群の特色ということでお尋ねしたところ、今申し上げたように町割と細い路地が本地区の、本町一・二丁目地区の特徴になっておるということと、江戸時代末期以来の各年代の建物が混在して織物のまち桐生としてさまざまな営みを持つ屋敷が建ち並び、その場がなおかつ生活の場として今なお息づいているのが特徴というお答えをいただいておるわけですが、この織物資源を観光産業の物語の柱にしたときにこの地域に桐生織物を代表する織物工場は何軒ぐらい存在するのでしょうか。また、江戸期から東の桐生、西の西陣、あえて東を先に持ってきたのですが、その名を全国にはせる和装着物のメーカーや帯メーカーである機屋さんは何軒ぐらいあるのでしょうか。この地域を織物観光の物語の中心に据える場合にその軒数は十分であると考えるのかどうか。私としては、和洋の両織物を産出するからこそ上毛かるたに歌われている桐生は日本の機どころという詠み札が顕在化してくるのではないかと考えますが、いかがでしょうか。
〇産業経済部長
 和洋問わず、現在稼働している機屋さんの軒数は、桐生織物協同組合によりますと149軒であり、そのうち和装メーカーは71軒あり、現在も稼働しているので、観光資源としての軒数は十分であると考えております。
 
岡部信一郎 
改めて聞くと、この地域にそんなにあるわけです。私としては、工場が十分でないといった場合にはそれに見合った機屋さんを移築するとかが重要な問題になってくるのではないかなと。あるいは重伝建群が世界遺産の絹遺産の、絹産業です。最終地として桐生というストーリーの中にすっぽり入らないのではないかなという心配をしていたのですが、今の御答弁でその心配もないということでよろしいのかなと思います。本町一、二丁目地区も絹遺産群としても十分な要因が現状でも整っていると理解してよろしいということでよろしいのですね。ぜひ伝建群から世界遺産へとその可能性を追求していただければと考えます。
  次に移りますが、ストーリーの幹が整っている中で、そうはいっても伝建群の中で生活する人たちは機屋さんばかりではないわけでありまして、そこで問題になるのが重伝建、伝建群を生かした地域住民によるまちづくりになると思います。まさに教育委員会でいう文化財を残すために文化財を活用するという基本理念に従えば伝建群に暮らす人たちが修復された街並みを生かした店舗の開業などが期待されるわけでありますが、観光で桐生を訪れる人たち相手に生業を成立させていくためにも商業地区としての伝建地区についても視野に入れていかなければならないと考えます。
  ここで数年私も毎年行っているのですが、滋賀県の黒壁で有名な長浜市を例にとれば、長浜では新しい黒壁というものを生かした商店群を再構築した地域とそうでない地域とが二極化しております。再構築した地域にはやる気のある商店主が集まり、活況を得ておる。また、従来ながらの行政に依存してきた商店街は衰退の道をたどっていると。これは、私が客観的に見たことですので、こうして再構築はまちづくり会社を中心とした民間主導で行ってきたからこそ今新しい黒壁を軸にまちづくり成功しているのではないかなと思います。
  この長浜の例のように、まちづくりとは地域住民の取り組みが重要になるわけですが、行政としては地域住民の自主、自立の精神を十分に考慮して、与えるまちづくりではなくて支えるまちづくりに徹してサポートしていかないといけないと考えますが、いかがお考えになるでしょうか。
 
〇産業経済部長
岡部信一郎 
 次に、地域的なバランスという観点ですが、まさに今いろんなお話の中で動き出そうとしている重伝建、観光資源、地域に点在する観光資源を有機的にこれらを結びつけるためには、いろいろ面的な展開を考えると地域の距離感、これをどのように考えていくかということが重要な問題になるのではないかなと思います。この場合、先ほども述べたように、共通項を繰り出して面的展開を図ることが重要ではないかと思いますが、例えば織物を共通項として繰り出せば織物というエリアの中をどのように有機的に結びつけていくかということが大切となってくるわけであります。例えば桐生市全体を織物で考えてみますと、具体的には黒保根地区の水沼の製糸場跡や旧桐生市内の東地区の和装の織物工場、それと広沢地区の機屋さん、それと重文の彦部家住宅、それと境野地区の織物工場、機屋さんです。それから、白滝姫物語の川内地区、そして工房第1号に指定された梅田の桐生織塾など点在する織物関係の地域資源をどのように有機的に結びつけていくかというのが具体的な問題になってくると思います。違う切り口で例えばエコツーリズムというのですか、農作物の体験をしようなんていうことを考えた場
合でも例えば黒保根と新里と桐生、そういった意味で距離感が問題になってきます。あえてそういった距離感を考えずにこのストーリーに沿って観光資源を有機的に結びつけていくのか、逆に全面展開といえども短い距離感の中でエリアを絞り込んで地域のバランスをとっていくのか、その辺についてのお考えをお聞かせいただければと思います。
 
〇産業経済部長
  JR桐生駅を核として歩きや自転車で回る町なか観光とあわせて駅から離れた地域にある観光資源に対しましても2次交通であるおりひめバスやタクシーを活用しながら回るコースづくりや案内板の整備に努めてまいりたいと考えておりますが、エリアの絞り込みにつきましては今後関係機関や民間団体とも協議していく中で御意見等をお聞きしながら具体的な話を詰めていきたいと考えております。
 
岡部信一郎
 そういった今部長さんが御答弁になったいろいろ議論して戦略をつくっていくことが非常に大事ではないかなと思います。先の話になると思いますが、ひとつよろしくお願いしたいと思います。
  それから次に、既存の行事と新しい行事のバランスというのですか、そういうことについてお伺いしたいと思いますが、前回の私の質問の中でも多くのイベントも観光資源の一つとしてとらえられているというふうな御答弁をいただいたわけですが、このイベントといった場合には桐生市外から多くのお客様を引きつける桐生ならではのものを観光に結びつけるイベントと考えた場合に今現在は、そのありようはともかく、最近もう本当にいっぱい多様化し過ぎているような気もいたします。例えば桐生八木節まつり、これは全く昔と比べると多様化の一途をたどっていると。これについては、次回ゆっくり質問したいと思っています。いろんなことをちょっと上げてみますと、天満宮の骨董市、桐生からくり人形芝居、ファッションウィーク、クラシックカーフェスティバル、ゑびす講、日限地蔵さんの縁日などいろいろあるわけですが、ファッションウィークやクラシックカーフェスティバルなんかを除きますといろいろ歴史を持っており、神事をイベントとして、そんなこと言うと罰が当たるかもわかりませんが、あえてイベントと言ってしまったのですが、それらについては一定の支持者がおり、開催主催
者のイベントに対する目的と主体性が確立しているものととらえることができるのではないかなと。そのゆえ、それぞれの吸引力もあるわけであります。それと、新しく誕生した数々のイベントについてもいろいろまざってくるわけですが、日程的なもの、あるいは交通対策、駐車場、公共交通、そういった要素が重なり合って間違うと求心力のつもりが集中ではなくて分散が生ずる可能性も懸念されるわけであります。そこで、先ほど来申し上げているストーリーづくりと相まって、そういったバランスをとって核をつくっていくための集客エリアも考えて調整力あるいは総合企画力といったものが要求されると思いますが、そのようなことをまとめ上げるという、そういったことについて御見解はいかがでしょうか。
 
〇産業経済部長(高松富雄)
  行事間のバランスにつきましては、それぞれの行事を実施する主体団体が情報を共有化し、調整を行う必要があるものと考えますが、今後関係団体への投げかけ方などについて研究を深めてまいりたいと考えております。
 
岡部信一郎
 ぜひせっかくある資源を束ねることによって大きなものにしていくという発想は大事だと思いますが、行政としても御努力方お願いしたいと思います。
  そういったことでこういったいろいろ観光ということで民間の動きとか、いろいろあるわけですが、それに対して行政のかかわり方とできることについてお伺いしたいと思います。行政のかかわり方については、民間の活力をいかに強くしていくか、そのために行政は何をすべきか、どうフォローしていくか、ここで行政がどういうスタンスをとるかということが結局民間に活力を与えることになると思います。もっと強いぜひこういったことをまとめるというリーダーシップも必要ではないかなと私は思いますが、行政として取り組む姿勢はいかがなものでしょうか。
 
〇産業経済部長
  行政といたしましては、観光に関する環境整備や情報共有化のための連絡調整あるいは観光集客や地域物産品のPRなど民間とのすみ分けの中で、例えば銀座のぐんま総合情報センターを活用した総合的なPR活動などを展開しながら民間活力に対する支援を行ってまいりたいと考えております。
 
〇岡部信一郎
  いろいろPRのことについて今お話をしましたが、いろんなところでPRする局面というのはあるのですが、私も3番議員さんと、のお話もありましたが、銀座のセンターへ1回行ってきましたが、皆さんうどんの方も観光課の職員の方も大変頑張って本当に御苦労さまでございました。もちろんPRというのは、しないよりしたほうがいいのですが、あそこの銀座の立地というのは家賃も何百万かかったと聞いておりますが、民間企業ではなかなかやるのは難しいなと。コストパフォーマンスのことも考えますが、しかしつくったところを活用していくということはやっていったほうがいいと思いますが、PRについていろんな局面もあるので、桐生市としてはあらゆるところを活用するのはいいことと思いますが、軸をしっかりして、いろんな方法もあると思いますので、ぜひ可能性のあることは取り組んでいただければありがたいなと思います。
  それと、何回かしつこく質問しているのですが、私行政で今観光でお祭りもいろんなこともやっておりますが、駐車場が足りないわけでして、何回も言って恥ずかしくなるぐらいなのですが、桐生まつりのときなんかに駐車場の確保、はっきり言ってしまえば学校の校庭をもっと活用したらいいのではないかと思いますが、やっぱり近くに駐車場があると祭りも観光産業ということになればお客も来るわけですから、学校も地域も一体感を出して、桐生市総力を出して観光というのであれば学校の校庭も駐車場として考えてもいいのではないかなと思います。人が来て産業がなし得なければ、よく考えてみると、学校も維持できなくなってしまう、税収が上がらないわけですから、そういった意味においても学校もぜひ協力をしていただいて、観光産業に協力をしていただくというスタンスは大事だと思います。これは、教育委員会には質問しないで経済部のほうに質問したいと思います、大体教育委員会の話わかっているので。
  もう一つ、公共交通の確保という面からも実はおりひめバスのダイヤ、観光を目的とした。あるいは臨時バスの配慮というのも私は必要ではないかなと思うのですが、いかがでしょうか。
 
〇産業経済部長
  観光客を誘致する上では、大型バスの受け入れなど駐車場の整備は必要であると認識しております。今後統廃合された空き中学校等の利活用の中で桐生市学校跡地等利用活用検討委員会等において調整が可能であるかどうかを研究していきたいと考えております。
  また、臨時バスなど公共交通の確保につきましても引き続き研究してまいりたいと考えております。よろしくお願いします。
 
岡部信一郎 
  教育委員会を無視したわけではございませんので、よろしくお願いしたいと思います。
  実は、学校の駐車場なのですが、ちょうど10月の第2でしたか、土日に鹿沼のぶっつけ祭りというのがあります。ぜひ、お暇はないでしょうが、行く方がいましたらば10月の多分11、12だと思います。11日の土曜日あたりに鹿沼に行ってみると非常にその辺の解決策が鹿沼市はやっておりますので、ぜひ1度行ってらっしゃるといいなと思います。機会があれば私も一緒に行ってもいいとは思っていますので、相手がちょっと嫌かもしれませんが、ぜひ行ってみてください。
  そういったことで観光都市、観光を産業にということで、ちょっと量が多かったので、大分端折って御質問させていただきましたが、これから観光を一つの軸にしていこうという、そういった御旗を掲げていると、桐生市は。と理解はいたしますので、いろんな検討というのは本当は20年も前からいろんなこと検討しているのですが、なかなか形になってこない。ここら辺できちっと形にしてお客さんがたくさん来て、お客が来て迷惑だぐらいになるように当局も民間も一緒になって頑張れるといいなと思います。本当は、最後に民間、市民は行政に何をしてもらいたいと思っているのかと書いておいたのですが、聞こうかと思ったのですが、それはおわかりになっていると思いますから、ぜひそういった市民の意見にも耳を十分に貸していただいて取り組んでいただけるとありがたいと思っています。
  それでは、次に移りたいと思います。次は、行政の見える化についてということであります。見える化という言葉を使うと国語の先生には怒られてしまうかもわかりませんが、最近わかりやすくということで見える化、可視化とも言いますが、言葉を大分使っている方もおります。これまでに、これは主に日本の民間企業の製造現場で導入されてきた改善手法がもとになっていると思いますが、関係者の間でその情報を共有するということで意思統一を図れるために改善に向けた行動が比較的簡単にできるようになるということがこの見える化の特徴であります。近年行政でも見える化が取り入れられているようであります。業務の改善に用いることを考えると、適用範囲は広いと言えます。大別すると、内部の業務改善と住民向けの行政サービスの向上、いろいろ2つの目的で導入されているケースが多いと思います。アメリカでは、ある一定額以上の例えば補助金、貸出金、物品調達などの明細だと思いますが、30日以内にインターネットによる公表が義務づけられている法律もあります。これは、予算ですが、この見える化、我が国においてもいわゆる予算は使い切るもの
というふうなものが善とされてきた予算主義の転換を目指して6月に閣議決定をされており、今年度試行され、来年から、私内閣ではないから、わかりませんが、来年度から本格稼働させる予定であると聞いております。
  桐生市においても厳しい行財政運営の中、行財政改革を進めているわけですが、切るとか、やめるとか、削減するということがやけに強調されているわけですが、本来行財政改革はよくすることが目的であります。そうでないところに視点が集中する嫌いがあるのではないかなと思いますが、この中では全部いろんなことはもちろんできないわけですから、そういった中で何に力点を置いているのか、何をやめたとか、いい意味で明確に方向性を出すために行政サービスの数値化ですとか、補助金支出等の迅速な公開によってより透明性を高めるなど努力を図るべきと思います。そこで、市民と行政がより同じレベルで、同じ土俵で桐生市のまちづくりを考えていけるように桐生市においてもこの見える化、大胆に取り組んではどうかと思いますが、いかがでしょうか。
 
〇総合政策部長
 行政の見える化につきまして御答弁を申し上げます。
  市民参加による協働のまちづくりを推進するためには、行政の透明性を確保する観点から行政が持つ情報を積極的かつ体系的に発信し、また受信し、行政活動の透明化の向上と説明責任を果たしていくことが重要だと認識をしております。そのための手段として行政サービスの数値化ということでございますが、何を見える化し、また数値化をするための客観的な測定単位をどのように設定するのか。さらに、その結果からどのような対策を打つのかなど多くの課題が考えられます。行政サービスを数値化するためには今後あらゆる視点から検討し、何度かの試行を重ね、研究していかなければならないものと考えます。28番議員さんのおっしゃるとおり、市民と行政が同じレベル、同じ土俵でまちづくりを考えていくのには情報の共有化は欠かすことができないと思います。今の時点では、現在活用しているさまざまな情報媒体の充実と効果的な情報提供を行ってまいりたいと考えております。なお、見える化につきましては導入した民間企業でも現在幾つか課題があるようにも聞いております。その点を研究していく必要があるのではないかと、このように考えております。
 
岡部信一郎
  今御答弁でもあったように市民と行政の協働ということをしていかなければならないこれからの時代、やはり情報の共有というものはお互いにとって最も重要なことと思いますので、ぜひ取り組みのほどよろしくお願いしたいと思います。
  それから、インターネットのことはよく出てきますが、インターネットも第1世代が今とすればだんだん、だんだん第2世代になってきまして、セキュリティーも強くなったり、いろんな便利なインフラが出てきますので、そういったことも御研究なされて、ぜひ積極的に取り組んでいただけるとありがたいと御要望させていただいて質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。