平成15年桐生市議会第2回定例会
平成15年6月23日(月曜日)         
 
学校教育
・学校選択制(通学区の自由化)について
合併問題
・市町村合併に伴う小中学校、高等学校の適正配置について
観 光
・アーバンツーリズムと近代化遺産、文化歴史遺産の活用について
・観光資源としての赤岩用水の活用について
・桐生八木節まつりについて
環 境
・ポイ捨て防止について
産 業
・高齢者の再雇用について
 
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学校教育 
・学校選択制(通学区の自由化)について
−−−学校の選択制についてということでありますが、これは3月にも私質問させていただきましたが、ちょっと言い足りない部分がありましたので、今回改めて確認したいと思います。3月のときに前橋ではやるというようなお話がありました。現実的に今年度展開しているようですが、前橋というか、他の都市で学校選択制ができて桐生市ではできないというのは、その理由というのをまずお聞きをしたいなと思っています。その違いというのですか、それを聞きたいと思います。
〇教育指導部長(伊藤和夫)
 学校選択制についてでございますが、前橋市が学校選択制の導入に踏み切った理由は、都市環境の変化に伴い、現在の通学区域が実情にそぐわなくなってきたことが挙げられております。しかし、通学区域の境界変更は学校と地域とのつながりを重視するという観点から難しいため、学校選択制を導入し、保護者や児童生徒の動向を見定めてその解決を図ろうとするものであると聞いております。一方、桐生市が学校選択制を導入しない理由といたしましては、選択基準となる学校の特色をどこまで出すことができるのか、教育の公平性という点からどうとらえるべきか等の問題があることはもちろんですが、通学区域については指定学校変更許可区域を以前から設けておりますし、保護者からさまざまな理由による指定学校変更申し立てを受け、弾力的な運用を心がけ、指定学校変更の許可をしておりますので、前橋市のような問題が生じていないからであります。桐生市教育委員会の当面の課題といたしましては学校の適正配置に取り組むべきであると考えておりますので、御理解いただきたいと思います。
 
−岡部信一郎−
学校の選択制ですか、今の御答弁で適正配置にまずそれをプライオリティーワンとして桐生市教育委員会としては取り組むのだという御理解でよろしいのかなと思います。学校の選択制に私もこだわっているわけではないのですが、教育というのは義務教育の場合には公平性というのを言うわけですが、全く平等がイコール公平かというと、私はそうではないのではないかと、差があってもいいのではないかと思います、基本的には。そういった中で、いろんなところの特色をゆとり教育の中でも出したりするのだと思いますが、この間テレビを見ておりましたら、文部省の多分偉い方だと思うのですが、指導要綱についてはそのとおりやらなくてもいいと、あっさり言ってしまえばですが、そんなようなことを言っておりました。ゆとり教育にも大分限界が、限界というか、制度をそのまま現場にぱっとおろしておりますので、恐らく先生方はそれに対応するのはもう四苦八苦の状態だと思いますので、理論的な制度と現場のえらいギャップがあって、今学校現場は大変だなというのを実は実感するわけでありまして、その中で公平と平等、そういったような議論もこれからはしていかなければならないのではないかと思います。
 そしてまた、地域とのかかわりをよく皆さんおっしゃるのですが、学校と地域とか家庭のかかわりって何かなと考えてみますと、これは言えばエデュケーションとトレーニングですか、要するに人格の教育とかそういったものはもう家庭でやるのが当たり前で、そういった教育をしてから、本来は学校に上げるというのが普通のルートでありますが、今はちょっとそれが違うという方がおかしい状態になっているのではないかと思います。そういった中で、地域と家庭と学校の関係というのも、昔とはちょっと違うような状態にあるのではないかと思いますので、ぜひもっと個性的な、学校教育が本当の……個性的と言いながら、割かし同じような学校が多くなってしまっているというのをすごく感じますので、その辺を御検討していただければありがたいなと思います。公立の小中学校って、割と最近はハンディが私はあると思うのです。みんな同じにしなければならないという。例えば私立の学校ですと、例えばいじめ、これは言い方がちょっとまずいかもしれませんが、いじめですとか暴力だとかあったときに、すごく強硬手段が私立はとれますよね。これはどういう形かというと、退学をしてもらうということができるわけです。ただ、公立高校の場合にはそれが恐らくできないという部分があると思いますので、その辺はっきりとしたものを打ち出せないという部分があるのではないかと私は、全くの私見ですが、感じるわけですが、その中でもっと特色、その子供なりの勉強、勉強が全く平均ということではなくて、本当の意味での個性が出るような教育環境ができるといいなと思っています。
 私は、体型からは想像できないでしょうが、学生のとき実はスキーをやっていまして、スキーを……みんな笑うのですが、スキーをやっていくと、私は3流の部なのです。実は一流の部がありまして、これはオリンピックへ出るクラスなので、私なんかは入れないのです。なぜかというと、私なんかが入ってしまうと、それに合わせてしまうわけです。だから、トップクラスのタイムをやっている人と私なんかが、3流、4流をやっている方でやると、3流、4流に合わせると、そういう能力を持った人が上に出る練習ができないのです。スポーツ界、スポーツをやった方はそれは御存じかと思いますが、私は教育でも、どういうところに水準を合わせるかということで、そのまちの教育水準というのはうんと変わってくると思うので、そういった意味で、これは御答弁は要りませんが、できないと思いますので、余り平均化ということではなくて、そういった意味でもっと個性的なものを桐生の教育はこうなのだということをぜひ提唱していただけるとありがたいと思っています。これは要望です。
 
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合併問題
 
・市町村合併に伴う小中学校、高等学校の適正配置について
−−−合併についてですが、合併についてはいろんな議論がありましたので、今回は合併と学校についてお聞きをしたいと思っております。合併については、さきの統一地方選挙で大澤市長は太田、桐生を中心とした中核都市構想ということで訴えてきて当選をなされて、ある程度市民の方から、私は選挙というものを通じてオーケーサインが出ていると思っています。そういった中で、今後いろんな細かい部分ですとか、現実的な部分とか、いろいろ議論を重ねてプラスに持っていく時期になっていると思いますが、そういった議論の中で学校の配置の問題でありますが、市内の小中学校については私もかつて委員長をさせていただきましたが、適正配置ということでいろいろ議論がなされていて、今も委員会がまたできまして議論をしているところでありますが、合併となりますと今の市のエリアから拡大をした中で学校の環境というのも考えなくてはならない時期になってくると思いますので、そのようなことを考えて小中学校の今後の適正な配置は考えているのか質問します。
 それから、以前広域圏ということでもいろいろ話題になっておりましたが、高校につきましても、桐女の場所がちょっと遠いのではないかとか、あるいは桐生工業ですとか、ほかの高校についても場所的なもので大分議論がありました。そういった中で、大きな合併ということで、高校についてもその辺のことはどのようにお考えているのか聞きたいと思います。
〇教育指導部長(伊藤和夫)
市町村合併に伴う小中学校、高等学校の適正配置についてですが、現在行っております学校適正数適正配置検討委員会は、現状の桐生市を考えて検討しておりますので、合併を視野に入れての検討は行っておりません。合併が決まり次第地域性等を考慮し、今後の検討課題となると考えております。高等学校におきましては桐生市だけの問題ではなく、群馬県としての問題となりますので、県の指示によりたいと考えております。
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観 光
 
・アーバンツーリズムと近代化遺産、文化歴史遺産の活用について
・観光資源としての赤岩用水の活用について
 アーバンツーリズムと近代化遺産、文化遺産の活用についてということでありますが、この間整理をしていましたら、ここに「アーバンツーリズム・・・・」という、昔つくられた、これは桐生市、前橋市、群馬県でやった報告書ですが、アーバンツーリズムというのは建物などのハードよりも生きざまというのですか、自己表現、生産されるもののその製造過程の中ですとか、中心市街地が持っている、都市が持っている生活文化、そういったものを共有する時間というのですか、観光客の方が来て、そういったかかわりをする中でひとつ観光というものを見詰めていこうというようなことでありますが、そういったアーバンツーリズムという考え方は桐生のまちの中にはぴったりだと私は思っているのですが、そのアーバンツーリズムと桐生市内の近代化遺産あるいは文化遺産の活用について、そういった観点で桐生市で考えていくといいと思いますが、当局の御見解をお願いします。
 そんなようなことを考えて、実は先日市役所のここから錦町の方に食事に行こうかと思って、久しぶりに赤岩用水のところを時間があったので、通ってみました。そうしましたところ、非常にまちの方があそこの用水の中にハナショウブを植えていたり、自分で掃除をしたり、アジサイの……本当にどこかへ行かなくてもいいようなきれいなアジサイの群落があったり、私もえっと思ったのですが、ハヤが大分遡上していて、えづけをしている方もありまして、ハヤがたくさん泳いでいる姿ですとか、そういうことを見まして近所の方とお話をしたのですが、非常に役所の援助とか補助金をもらうということではなくて、自主的にごみを掃除したり、アジサイの花を整備したり手入れをしたり、自分の住んでいる地域のところをきれいにすることによってまちもよくなるのですよね、そんなような話をやっている方が楽しそうに話していたのが印象でありまして、私ふと思い出したのですが、広松伝さんという方がいるのですが、柳川に。あの柳川の堀を保存した方でありまして、残念ながら昨年御逝去なされたのですが、私も縁があって交流があったのですが、かつて広松さんのうちを柳川に尋ねたときに、柳川の堀をぽとぽとと細かい水路を歩いたときにちょうど同じような光景がありまして、自分たちでいろいろ手入れをしたり、自分たちの生活域を守ろうと、それを楽しそうに維持しているのです。メンテナンスをしている人たちにお会いをしたのですが、そういったことがベースになって、自分たちではできない大きな堀の保存というのを行政の方でバックアップをして、今観光に行くとあのすばらしい堀が残っているというようなことを思い出しました。そこで、錦町かいわいの方々に、これ行政として何かやってもらいたいことはあるのですか、お金もらった方がいいのではないですかとかと言ってみたのですが、別にお金とかそういうことではなくて一つだけ言われたことがありまして、実は赤岩用水、調整しているものですから、冬になりますと水が全く流れなくなってしまうときがあるそうでありまして、一つのさっきのアーバンツーリズムではないですが、町中の観光ということで非常に景観をつくっていく上では、小ぢんまりとしていますが、すごくいいものだと思いますので、この辺の水が枯れないような御配慮というのはできないものだろうかということをやってもらいたい、水が枯れないようにしてもらいたいという御意見を聞いたものですから、当局の御見解をお願いしたいと思います。
 
〇経済部長(長尾昌明) 
観光のアーバンツーリズムと近代化遺産、文化歴史遺産の活用についてですが、アーバンツーリズムにつきましては近年新たな観光スタイルとして定着しております。本市においても長年の伝統や歴史を語る数多くの近代化遺産や産業遺産、またそれらを支え守ってきた人々の生活と路地裏の風情、さらには地域経済の中心としての商店街など多くの観光資源が集積しておりますことから、町中ツーリズムを楽しむ人たちも年々増加しているようであります。そうした状況から、現在市並びに桐生観光協会といたしましても、そうした町中観光に視点を置いた施策として町中観光モデルコースづくりや携帯電話で観光案内ができる桐生ウオーカーiの開設などにより、広く観光PRとサービスに努めているところであります。
【赤岩用水の活用】観光資源としての赤岩用水の活用についてですが、住民の方が自分の庭先としてその地域を花を植えたり、水路のメンテナンスをしているとのことでありますが、それが定着し、観光客の方々とのふれあいもまたアーバンツーリズムであり、そのような意味からも観光資源の一つとなり得るものと考えております。また、それには一年中一定量の清流が流れることが一番よいわけですが、赤岩用水は一般河川とは異なり、国から許可を得て渡良瀬川から取水している用水であり、その利用目的は農業かんがい用に限定され、水田を利用する6月中旬から9月下旬までは水量が多く、それ以外の時期は水量が約5分の1と少なく決められております。許可水量ということで水量は自由に増やすことはできない状況にありますが、水が冬場でも枯れないような管理を行っているところでありますので、御理解をいただきたいと思います。
 
−岡部信一郎−
先ほどアーバンツーリズムのところでお話をしましが、最近お祭りのところでもそうですが、いろんなことをやっているわけですが、本当にやっていることが身になっているのかというと、割と身になっていないような気もするのです。例えばアーバンツーリズム、町中の観光といっても、例えば近代化遺産を活用するといっても、どういうふうに活用、私もいろんなことにかかわっていますが、活用はしているのですが、のこぎり屋根というのを一つとっても、のこぎり屋根自体は私は価値があるとは実は余り思っていないので、建物自体は。でも、その中で何が営まれてきたかということが非常に大事な価値でありまして、むしろ建物よりも、建物でも本当に立派なものはもちろんあるのですが、のこぎり屋根は桐生以外にもどこでもあるわけでありますが、その中でどういうことが営まれて、どういう理由でそれが営まれなくなったかというところが非常に大事でありまして、そこが私はアーバンツーリズムの原点と、後はもう産業活性化の原点であるかなと思っています。そういった意味で、ある程度のこぎり屋根を生かして、昔は産業で生かしたわけですが、今そういった観光資源で生かすということは、ある程度経済的なインセンティブというのですか、そういうこれをやることによって収益が上がるのだとか、所得が上がるだとかという、もっとはっきりした目標を持ちながら、私は観光事業というものにも取り組んでもいいのではないかと思います。ただ形だけではなくて、そういった内容です。ソフトの部分をもっと具体的に提案してもらいたいなと思っているのですが、いかがなものでしょうか。
 
〇経済部長(長尾昌明) 
アーバンツーリズムにつきましては、先ほどそういうPRにつきましては観光協会等でこういった歴史の建物、温故知新コースとかそういう形の中で歴史の建物を観光する、そういったところでは観光ボランティア等が今までの建物の歴史やら活用の状態等も説明して理解を求めて観光客を増やそうと、そういったような活動もしているところでございます。また、各古いそういった織物工場の跡とか、そういうのこぎり屋根とか、それを活用しては、今市の方でも工房等でも活用もしている部分もございますし、後は桐生に200以上ありますのこぎり屋根につきましては、現在また民間の方たちが議員さんのような発想のもとに、その存在意義、そしてまた今後の活用も含めた活動も始まってきているようでございますので、なかなかそのものを使って観光的なものでペイしていく、観光客を呼んでペイ、事業が成り立つというところはなかなか難しい部分もあると思いますので、そのような民間の活動を今後とも注視して見守って支援もしていきたいと考えております。
 
−岡部信一郎−
  なかなか難しい課題なのですが、コンピュータを考えてもらうとうんと簡単なのですが、コンピュータって、コンテンツというか、その内容がないとブラックボックスで何もない箱になってしまいますので、あくまでもそういった外見ではなくて中身をうまく生かすということが町中の観光とか産業なんかには大事なのかなということが言いたいのでありまして、最近桐生も映画館が二つなくなってしまいましたですよね。前橋なんかでもなくなっているのですが、これはもう町中ということに限定をいたしますと、町中のアミューズメントとして映画館というのはニーズではないという、もっと便利なところができてしまったという、はっきり言ってしまえばそれだけなのですが、ただかつては町中にみんな映画を見に来たわけです。それが一つの観光と言えば観光なのですが、映画を見るということで経済行為があって、そこで収益が上がって、若干なりとも税収が上がってという、そういった経済的な循環というのが生まれてきたわけでありまして、ただいろんなところを見て、ああ、そうだねと見ただけでは見ただけで終わってしまいますので、何らかのやはり経済行為というのも私は踏み込んでおかないと、どんなにいいものであっても維持ができなくなってしまいますので、ただやっている、やっているという自己満足だけではなくて、何かそういった仕組みをつくらないといけないなと。それは、市民だけではなかなか難しいことでありまして、さっき言った産業の部分ですとか、町中の景観の部分ですとか、人の流れですとか、そういったものがうまくやるのだという一つの意気込みというのですか、テーマに基づいて連携をしていかないと、いいものがあっても、私はいずれは陳腐化して消えてなくなってしまうような危機感を実は持っています。織物、のこぎり屋根が余り……私は大好きなのですが、本当に建物は古いですが、輝くようにするには、そういった経済的な援助というのですか、そういったシステムをやっておかないと、私はどんどん、どんどん減ってしまうと思うのです。あるうちにいろんなものを活用しないといけないと思うので、これは質問しても答弁にはなかなかならないと思うのですが、そういった思いがまちの中にはあるということだけぜひ市長さんにも御理解をいただいて、これからいいものをどんどん、どんどん発掘してやっていけるようになるとありがたいな
と思っております。
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・桐生八木節まつりについて  
 
−−−桐生八木節まつりについてですが、駅前に舞台があって、それは今回はつくらなくなるということでありまして、八木節舞台のあの大きい舞台も、私も以前かかわらせてもらったことがあるのですが、最初樹徳高校の横から始まって新川公園と、いろいろの経緯で大きい舞台が移動してきたわけですが、今回なくなるということで、ダンス八木節などは錦町の中でおやりになるというふうなことも聞いておりますが、桐生八木節祭りに大きい舞台は要るのだろうかと考えると、私はよく考えて見ると余り要らないのではないかとも思うわけであります。お祭りというのは、桐生八木節まつりの場合には通りそのものが舞台でありまして、本町通りとか、末広町の通りとか、そういったところがお祭りのステージであるべきではないかと思っています。最近いろいろ私もお祭りに際しては友達が来たりいろいろして一杯飲んだりするわけですが、何となく最近お祭りに友達が来ても一杯飲むだけで、その人たちがどういうふうにかかわるのかなと。お祭りに本当の意味で、ねぶたを踊ったり、花笠踊りでも踊ったり、参加ができるということが、もちろん八木節まつりでも八木節を踊ることはできるのですが、そういったただ飲んで歩くだけではなくて、本当のお祭りを楽しむというのですか、お祭りにかかわるという、そういったことが最近の桐生八木節まつりでは足りないのではないかと。もっと言い方をはっきり言いますと、お祭りというのは日本の生活の中の「晴れ」と「け」というのですか、そういう非日常的なものでありまして、日ごろの思いやうっぷんを晴らすという部分もあるのでしょうが、お祭りというのはやはりストーリーがあるわけでありますが、桐生八木節まつりの場合には八木節という一つの核があって展開をされているわけでありますが、最近の流れを考えると何か核がぼけてきていて、お祭りというよりもむしろイベントというような感があります。例えば今回の日程、日程的に云々ということではありませんが、七夕装飾というのがありますが、七夕というのは桐生は繊維のまちでありまして、8月の7日に七夕ということで、これは織物産業の中ですごく意味のある日にちであります。だから、七夕を桐生でやるときには8月7日というのは絶対に外せない日なのであります。しかしながら、七夕が今度は1、2、3と七夕飾りがあると、飾りはあるのですが、そういったストーリーというのですか、七夕の意味がなくなってしまう、そこにお祭りの一つインパクトがなくなってしまう。それを子供たちが見たときに、七夕というのは年に1遍というストーリーがあるわけですが、子供たちが見たときに、七夕というのはあの飾りが七夕ではないのか、そういったようなことを学習してしまうのではないかということも考えます。そういった中で、桐生まつりも一度、さっき言ったアーバンツーリズムというのがありましたが、都市観光の核になるものでありますので、総括的になってしまったような気がしますので、一回整理をして、コンセプトというのですか、桐生八木節まつりというのは何なのかということを一度考える時期に来ているのではないかと思っています。私桐生八木節まつりのときに小学校の校庭を開放した方がいいとかいろいろ言ったことがあるのですが、そういったことは付随的なものでありまして、本来の祭りという、桐生八木節まつりとは何かというところの原点に一度お戻りになって、御議論をする場をつくっていったらいいと思うのですが、その辺について当局の御見解をお願いしたいと思います。
〇経済部長(長尾昌明)
桐生八木節まつりについてですが、御高承のとおり桐生八木節まつりは昭和39年に春の商工祭、文化祭、夏の祇園祭、七夕祭、花火大会、その他地域の祭礼などを一つにまとめ、市民総参加の第1回桐生まつりとして開催され、現在で40回目を迎えることになっております。63年には桐生まつり検討委員会による改善答申によって、第25回から桐生八木節まつりと名称を改め、祭りの核に郷土民謡八木節を添え、観光事業として育て、市民総参加の祭りとして発展させることとしたものであります。その基本的な考え方としては、織都の中心的祭りが祇園祭りとして歴史に残る八坂祭典として継承されることを基本にし、祭りを盛り上げる行事、すなわち核として郷土民謡八木節を中心としており、現在もこの基本は変わらないものと考えております。しかしながら、年々祭りを取り巻く環境も大分変化してきております。今後桐生市最大の観光イベントとして祭りをどう守り育てていくか、また主催団体でもあります桐生八木節まつり協賛会と連携を図りながら、研究も深めていきたいとも考えております。
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環 境 
 
・ポイ捨て防止について
 −−−ポイ捨て防止についてでありますが、先ほど来桐生の清流条例ですとか、不法投棄防止ですとか、残土条例とか、環境に関して三つ条例がありますが、私はもう一つポイ捨て条例があってもいいのではないかと思っています。まちを歩くとたばこの投げ捨てとかがやっぱり多いわけですが、シンガポールに私が行ったのは、22年ぐらい前になってしまうので、古い話ですが、シンガポールに行ったとき、私そのとき1日たばこを3箱吸っていた人でしたので、しょっちゅうここで捨てていました。お恥ずかしいのですが、日本では。それで、岡部さん、ここで捨てると10 万円取られるよと言われたのがすごく印象的でありまして、二十何年前でシンガポールでたばこを捨てると10万円罰金を取られたわけです。それほど、あそこのまちは特殊でしょうが、町の景観、美化というのには神経を使っていたということですが、現在の日本に置きかえてみて、景観ですとか、そういう環境ですとか、そういったものが問われている中で、やはりポイ捨てというのが非常に目に余るものがあります。桐生のまちは自然や景観がすばらしいという、そういう私
は日本レベルでも誇れるまちだと思っています。そういった中で、ひとつポイ捨てはいけないのだと、これはだれでもわかっているのですが、そういったものをひとつはっきり打ち出すことによって、まちのよさというものがもう少しもっともっと情報発信として出たり、あるいは現実的にまちがきれいになったりするのではないかと思いますが、このポイ捨て条例、そういったものの制定について当局はどのようにお考えになっているのか、お聞きしたいと思います。
〇市民部長(松島博志) 
  議員の御指摘のとおり、粗大ごみや不燃ごみの不法投棄に関しましては平成13年に制定されました桐生市不法投棄防止条例、これの先駆的な規定によりまして大きな成果をおさめておるところでございます。空き缶やたばこの吸い殻等のいわゆるポイ捨てにつきましては、本条例の適用外の扱いとなっております。こうしたポイ捨ての行為は、行為者のモラルによるところが大でありまして、モラル向上のための意識啓発の必要性を感じるところから、ポイ捨て禁止の啓発品を作成し、機会あるごとに広く配付して啓発を呼びかけているとともに、桐生市ごみ減量化推進協議会でも啓発用プレートを作成し、保健衛生組合を通じて市内各所に配布するなど、官民一体となった取り組みを推進しているところでございます。一方、県におきましては平成12年に群馬県の生活環境を保全する条例、これが制定され、こうしたポイ捨てにも罰則を設けてポイ捨て行為を禁止しているところから、御質問の市独自の条例を制定しても屋上屋を重ねる懸念もございますので、やはりさまざまな機会や各種団体等を通じ、まずは県条例の周知を広く市民に周知、理解いただき、ポイ捨てのみならず、環境全般に対する意識向上に努めてたいと考えています。
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産 業
 
・高齢者の再雇用について        
−−−高齢者の再雇用ということですが、御承知のように桐生は織物のまちであります。織物の技術がどのように保たれて、いろんな例えば機屋さんから整理屋さん、染め物屋さん、いろんなところに同じようなすばらしい技術が展開していき、いろんなAという事業所の技術をBという事業所がもっとそれをプラスアルファをつけていいものをつくったとか・・・、そういったお話を聞いていました。
 そこで、なぜかというのをちょっと調べてみたのですが、桐生の織物産業というのは、さっき役所の再任用の話がありましたが、職人さんというのですか、技術者の方が一回定年になっても再雇用というのですか、その方々の技術がうまく高齢者の技術を生かすという意味で生かされていたシステムがあったということを聞きました。今お年寄りというと、おたっしゃ停留所もそうですが、うちなんかの地元でもそうですが、いろんなところでお茶を飲んだり、話していたりしているわけですが、お年寄りというのは経験があるわけですから、それなりの桐生の場合は特にある程度のスキルを持った方が多いのではないかと、そういった方々の能力を生かさない手はないかと思っています。特に織物で培った技術というのは大変すばらしいものがあるので、それもっと高齢者の活躍の場所をつくるという意味においても、今後どんどん、どんどん引っ張り出していったらいいのではないかと思います。水車をテーマに高齢者の方と若い人がつくった本、私もシンポジウムなんかへ行っていろんなお年寄りと話をしてきまして、すばらしい本ができたのですが、本当に桐生の高齢者の方で経験豊かな技術を持っている人がいます。そういった中ではそういった場をつくる、あるいはまた経済的な自立を促進するという意味でも技術を生かすということも大事でしょうし、どういう方がどういう技術を持っているのかというような、言ってみればデータベースですか、そういったこともやることが非常に必要ではないかと思いますが、当局はその辺についてはどのように思っているのか、まずお聞きしたいと思います。
〇経済部長(長尾昌明)
産業の高齢者の再雇用についてですが、御指摘のとおり本市は古くより織物のまちとして栄え、古い技術を持つ多くの高齢者がおります。このような高齢技術者への再雇用支援制度として、議員さん提案のような技術者を支援する制度を桐生織物協同組合が窓口となり、実施を始めました。それは、織物技術者を募集登録し、高度な織物技術を地元織物企業に紹介し、企業の経営安定を図る織物技術者の情報提供事業であります。また、工業系技術者に対しましては北関東産・官・学研究所で大手製造企業を定年退職、早期退職した技術者を設計開発の強化を図る地元中小企業に仲介するシニアエンジニアリング事業の実施に向け、今検討も重ねているところでございます。一連の制度も、主に高齢技術者を対象として、身につけた高い技術力を埋もれさせることなく、地域経済に反映させることによって経済の活性化、さらには高齢者の自立支援にもつながるものと考えております。今後とも各関係機関と連絡をとりながら取り組んでまいりたいと考えております。
−岡部信一郎−
老人……老人と言っては怒られてしまいますが、高齢者の皆さんの再雇用の問題ですが、今日本の置かれている産業のこれから取り組む姿勢というのは、環境ですとか技術、市長さんはよくナノテクですね。ナノテクなんかは非常に世界的にも優位性が高いものでありますので、そういった優位性のある技術を生かす産業をこれから興していくということと、後はその地域や国でしかできないという観点で世界をリードしていくという、そういった私は二つのポジションから、産業というのはこれから興していかなければならないと思います。そういった中では、大量生産、大量販売の言ってみれば20世紀型のビジネスモデルからハードとソフトとサービス、そういった三位一体の、ちょっと三位一体というと、今使うと余りよくないかもしれませんが、そういった三位一体の21世紀型のビジネスモデルというのをつくっていくのが私はこれからの将来的な産業の展望ではないかと思います。そういった中で、太田との連携の中でナノテクを中心とした産・官・学というのが、私はそういったことで進んでいくのではないかと思いますが、その中に産・官・学・高、高というのは高齢者の「高」です。そういった人材というかノウハウを入れていくのが私はすごくいいのではないかと思います。これを高齢者の方々の持っているスキル、技術、それをある程度デジタル化するとか、今の言葉で言えばナレッジにすると、そのナレッジを生かしていくと、そういったような仕組みづくりというのを産・官・学や何かの制度の中に組み込んでいくことによって、高齢者の方は恐らく私よりは早く、多分私の方が長生きすると思いますので、あるうちに、私は物すごい桐生ではそういったノウハウの集積というものがあると思いますので、それをデジタル化するとか、ある程度形で残していくとか、それをそのナレッジを使うシステムをつくる、そういったことをやることによって、私は織物が栄えたように、桐生の産業というのも栄えていくのではないかと思っています。桐生は、和服から洋服に変わったときに織物がぐっと悪くなってしまったわけですが、そのときに本当はそういったことをやっておけばいいわけだったわけですが、税収という面からたまたま競艇事業があったりパチンコ産業があったりして税収が確保というのができていたので、私はそういった本来やっていく技術の確保とか将来的な蓄積というのを怠っていたツケが今に来ているのではないかと思っていますので、これから後年にわたってそういった高齢者の方々のスキルというのも取り込むようなシステムの構築をお願いしたいと思います。
  それで、質問は先ほど経済部長さんにそういった少しお金になるというのですか、現実的にもうちょっと、産業としてやるのであればもっとほかのところと連携をとってやってみたらどうかと思うのですが、その辺の御見解があればお願いしたいと思うのですが。
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